Sim Letter
シミュレーション教育指導者育成セミナー Jump 終了しました。
今年度のシミュレーション教育指導者育成セミナーは、「Jump」をもって終了となりました。
シミュレーション教育指導者育成セミナーでは、シミュレーション教育の基礎を学ぶだけでなく、
施設の中で実施したシナリオを「ブラッシュアップ」する機会として、
実施したシナリオと動画を持ちより、会場全体でディスカッションする場を設けています。
この度も、東京医科大学シミュレーションセンターの阿部幸恵先生にお越しいただき、
たくさんのコメント、貴重なアドバイスをいただくことができました。
当法人からは、リーダーシップ研修で実施したシミュレーションのシナリオを報告しました。
リーダーシップに焦点を当て初めて作成した斬新なシナリオでしたが、
より効果的な学びとなるために~と阿部先生が即席で教育動画を作成してくれたうえ、
会場全体からも、たくさんのご意見・アドバイスをいただくことができました。
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
2017.10.19
久しぶりの更新 ~近況報告~
Simセンターがオープンして2年経過し少しずつ実績も増えてきました。
今年の夏は3つの学会で当シミュレーションセンターの活動を紹介しました。
平成29年8月19日~20日
学会では介護職のシミュレーション教育をテーマにディスカッションしてきました。
会場にはシミュレーション教育に興味のある85名のみなさんにお集まりいただき、
会場からは「介護職をあえてシミュレーションで教育する意義はあるか、成果はあるのか、机上での学びではダメなのか」
という質問がありました。
『規模が違えば介護職の役割や業務形態は違ってくるため一概には言えないがシミュレーションで得た
「自分たちにもできる」という実感は介護職の自己効力感や自尊心を向上させることなる。
それがただ依頼された業務をこなすという思いから、チームへの一員としての自覚、仕事への意欲につながっているのでは~』
とお答えしました。
この度の学会では、看護教育に対する自身の意識や考え方など客観的に見るよい機会となりました。
平成29年9月9日~10日 ホテル日航金沢
時計台記念病院の感染対策院内研修の実施成果を
「全職員を対象とした、症例基盤型シミュレーション教育による感染対策研修の実践報告」
として発表するにあたり共同演者として参加しました。
感染対策研修を職員各々の業務に直結するよう、
部門毎に日常的に展開される業務背景を基にシナリオ化し、
全職員407名中305名が受講したことに対して会場からいくつか質問を得ることができました。
感染教育においては現場での行動変容に向けて教育方法を検討しているとのことであり、
その中で症例基盤型シミュレーションは興味深く、特に全職員を巻き込んでの企画運営は
どのようにしていったのかなどの質問がありました。
研修企画を進めていくうえでの工夫、多職種の協力を得るまでのプロセスなどの話をお伝えしました。
兼六園の立派な松。滞在時間5分でしたが、良いお天気でした。
平成29年9月23日 東京医科大学病院 教育研究棟
教育企画 「新設シミュレーションセンターの紹介と新たなトレーニングの試みの紹介」で
東北・北海道地域 北代表として当センターを紹介させていただきました。
南代表は 福岡女学院看護大学 看護シミュレーション教育センター I-sim(アイシム)のセンター長 藤野ユリ子先生でした。
I-simは昨年9月にオープンしたハイテク機器を備えたセンターです。
藤野先生からは様々な運営上の問題に関して当センターの活動や状況を参考にさせてもらっていると言葉をいただきました。
この度外部への紹介をするうえで、改めてセンターのもつテーマ、独自性について考える機会になりました。
札幌市の中心部にある当センターはシミュレーション教育を通して看護・介護・コメディカルを中心とした
医療の質向上を意図し、それを展開できる教育の場として、
札幌だけでなく道内地方も含めて発信してさらに今後はどんどん現場へ出向き、
「in-Situ(臨床現場での)シミュレーション」を展開していきたいと考えています。
教育企画の会場は東京医科大学病院の教育棟200名収容の大教室は立ち見の方もいました。
阿部先生作成のエントランスの飾り。すすきは近くで採ってきたもの。お団子も手作り。
2017.10.11
第2回シミュレーション教育指導者 育成セミナーのご案内
第2回シミュレーション教育指導者 育成セミナー受講の応募は終了しました。
多数のお申し込みありがとうございました。
シミュレーション教育指導者 育成セミナーを当センターにて開催致します。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
シミュレーション教育指導者 育成セミナー 「Hop」「Step」「Jump」
Hop :シミュレーションの基本 平成29年 04月15日(土)
Step:シナリオ作成 平成29年 05月13日(土)~ 14日(日)
Jump:ブラッシュアップ 平成29年10月0 8日(日)~ 09日(祝)
東京医科大学病院 シミュレーションセンター
センター長・教授 阿部 幸恵 先生
◆Hop・Step
シミュレーション教育を実施している、実施予定の施設・教育担当
(今後実施予定の施設はHop・Stepの両方と復数名での参加をお勧めしています。)
◆Jump
シミュレーションを実施している施設内指導者
(施設内で効果的に実践するために複数名(1施設2名)での参加をお勧めします。)
Hop・Step 【各50名】
jump 【15施設(1施設3名まで参加可)】
Hop …5,000円 (税込)/名
Step…20,000円(税込)/名
Jump…20,000円(税込)/施設(複数での参加をお勧めしています。)
申込用紙を使用し、FAXにてお送りください。受講決定後通知を致します。
応募多数の場合は、抽選となりますのでご了承ください。
Hop・Step(両方の受講をお勧めしてますが、どちらか一方の受講も可)
申込み〆切り:平成29年3月13日(月)
Jump(参加施設数に限りがありますのでお早めに)
申込み〆切り:平成29年9月11日(月)
セミナー担当・連絡先 クリニカル シミュレーションセンター 岡山 深雪
TEL:011-218-3337 FAX:011-218-3338
〒060-0031 札幌市 中央区北1 条東1 丁目2 番5 号 カレスサッポロビル7F
2017.01.26
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