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  • 地域に愛され、頼りにされる存在に

     明けましておめでとうございます。皆様にとって新しい年が穏やかで素晴らしい1年になることを祈念しております。
     我が国は、世界一のスピードで少子高齢化と人口減少が進んでおり、2025年には団塊の世代である75歳以上の高齢者が人口のピークを迎えます。この現象は、日本の医療と介護が低い医療費と低い介護費の中にあっても質の高いサービスを効率的に提供し続けてきた関係者の努力の結果であるとも言えます。
     しかし、超高齢化社会にともない、社会保障費の増大により国においては財源が不足することが予想されます。2018年度は診療報酬改定・介護報酬改定・第7次医療計画などが待ち受けており、大きな改革を進めようとする国の方針の中で、医療業界はさらに厳しい年を迎えることになるものと予想されます。
     このような社会環境の下でも地域の最適を考え、提供する保健・医療・福祉の質を落とすことなく努力していかなければなりません。質の高い医療サービスを継続して提供していく事に重点を置き、法人としてこれまで急性期医療から回復期リハビリ、緩和ケア、介護老人保健施設、在宅医療、介護リハビリ、訪問看護、介護住宅などを整備して地域包括ケアシステムを整備してまいりました。
     今年は「企業主導型保育園キッズタイム」を開園し、法人従業員の子供さんを預かることで働きやすい環境づくりを図ります。同時に地域枠として最寄りの企業で働く方々の子供さんも受け入れる環境も整備いたします。
     これからもカレスサッポロは、継続して規模の拡大と提供するサービスの質向上を図り、地域の保健、医療、福祉の充実のため法人理念「原点から考えなおす保健・医療・福祉」を念頭に貢献していきたいと願っております。
     今年は戌年です。人間にとって犬は古くから身近な動物で多くの人に愛され、大切にされている存在でもあります。私どもの法人も地域に愛され、大切にされ、頼りにされる存在になれるように頑張ります。今年もどうそよろしくお願い申し上げます。


    理事長 大城辰美




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